「このままでいいのか…」
50代に差しかかり、ふと胸をよぎる不安。会社での役職定年、体力の衰え、年下の上司との関係、子育ての終わり、妻との距離感。どれも今までなかった“空白”を感じさせる出来事かもしれません。
でも、大丈夫。今のもやもやは「あなたの人生を、あなたが再び主導権を握るタイミングが来た」証拠です。
この記事では、『人生の経営戦略』(山口周 著)をもとに、「これからの人生をどう生きるか」のヒントをやさしく解き明かしていきます。
・もう一度、自分らしい幸せを見つけたい
・これからの人生を豊かに過ごしたい
・副業など、何か新しい挑戦を始めてみたい
そんな想いを持つあなたへ贈る、人生後半の戦略ノート。一緒に、未来の地図を描いていきましょう。
50代が感じる「漠然とした不安」の正体

会社の役割から個人の価値へ、変わる視点
ふとしたときに、こんな風に感じたことはありませんか?
「最近、年下の上司に気を遣ってばかりだな…」
「会社ではそれなりにやってきたけど、この先、自分に何が残るんだろう?」
そう、50代になると、職場での“立ち位置”が変わり始めます。
例えば──
かつては部下だった若手が、いつの間にか自分の上司に。
しかも「◯◯さん、ここはこうしたほうがいいですよ」と、やんわり指導された日には、内心モヤモヤ…。
さらに、役職定年で肩書が外れた瞬間、「自分はもう終わったのでは?」という気持ちになる人も多いんです。
なぜ、こんなにも心がザワつくのか?
それは、「働く自分=自分そのもの」という感覚に、今まで無意識に頼っていたから。
仕事がアイデンティティの大部分を占めていた人ほど、環境の変化は強烈に響くんですね。
でも、ここでひとつ質問です。
“あなたという人間”は、本当に肩書きでできているのでしょうか?
家族という居場所にも変化が
そして、家に帰ってもどこか落ち着かない…。そんなとき、ありませんか?
子どもたちは自立し始め、休日に顔を合わせることも減ってきた。
妻とは、どこか“すれ違いの同居人”のよう。
一緒に食事をしていても、会話が弾まない。
「え、俺、家庭に居場所ない?」──そんな感覚に、ハッとすることも。
実はこれ、あなたが悪いわけではありません。
ライフステージが変われば、家族の関係性も自然と変化するのです。
でもだからこそ、大切な問いかけが必要なんです。
「これから、どんな家族関係を築きたい?」
「“夫”として、“父”として、どうありたい?」
正解なんて、ありません。
ただ、“いまの延長線”に乗っかるのではなく、あなた自身の意思で「これから」を選んでいいんです。
この不安は「第二の人生」へのシグナル
ここまで読んで、「あ、自分も当てはまるかも」と思った方。
それ、じつはとてもいい兆しなんです。
というのも、この“漠然とした不安”こそが、**「第二の人生のスタート合図」**だから。
不安は「やめたい」「変えたい」「もっと良くしたい」という感情の裏返し。
つまり、“心の奥で何かが動き始めている証拠”です。
では、どうするか?
大切なのは、「現状維持」ではなく、「戦略的リセット」。
たとえば──
✔ 副業にチャレンジして、もう一つの肩書きを手に入れる
✔ 本気でやりたかった趣味を“活動”として育ててみる
✔ 一度、人生を振り返り「これから」を設計し直す
ここでカギになるのが、“自分の人生を自分で引き受ける覚悟”です。
環境のせいにしない。年齢のせいにしない。
「これからの自分は、自分でつくる」と決める。
その瞬間から、人生は確実に動き出します。
では、ここで質問です。
あなたが「いま、気になっていること」「モヤモヤしていること」って何ですか?
その違和感こそが、“次の扉”の鍵になるかもしれませんよ🌱
「戦略」を持てば人生は変えられる

とりあえず…は危険信号!
「とりあえず副業を始めてみようかな…」
「とりあえず資格を取っておけば安心かも…」
こんな風に考えたこと、ありませんか?
でも、ちょっとストップ!
それ、あなたの“人生”にとって危ないサインかもしれません。
なぜなら、「とりあえず」で動くと、方向が定まらないまま時間とエネルギーだけが消費されてしまうから。
たとえば、資格の勉強に半年かけたけど、「その後、何も変わらなかった…」なんて声、実はとても多いんです。
では、どうすれば?
ポイントは、「戦略を持つ」こと。
つまり、ただ“行動”するのではなく、「順番」と「目的」を意識した選択をしていくことが大切なんです。
人生戦略の3資本モデル
ここで登場するのが、山口周さんが提唱する「人生の3資本」モデル!
それがこちら
人的資本(Human Capital)
自分自身が持つ「スキル・知識・経験」。
たとえば——
・営業経験で磨かれた対話力
・子育てを通じて身についたマネジメント力
・趣味で学んだ英語やデザインスキル
これらすべてが“あなたという人材の価値”になります。
社会資本(Social Capital)
信頼・つながり・人間関係。
・相談できる友人
・前職の同僚や上司
・副業仲間とのつながり
この“縁”が、新しいチャンスや支援を連れてきます。
金融資本(Financial Capital)
お金、時間、そしてそれをどう使うかという判断力。
「いまの貯蓄は?」
「毎月どれだけ余剰時間がある?」
「それをどう活かすか?」
この3つが、あなたの“自由度”を左右します。
資本は「順番」が命!
ここで大切な視点、それは──
**順番を間違えると、人生がうまく回らない!**ということ。
よくある失敗が、いきなり「お金」から入ってしまうこと。
「貯金を増やさなきゃ!」と残業を詰め込んだり、
「副業で月5万稼ぐぞ!」と無理に成果を追いすぎたり…。
でも、お金だけ追いかけても、人とのつながりがなければ継続できず、スキルがなければ単価も上がりません。
じゃあ、どうするの?
答えはシンプル。
まずは「人的資本」=自分の中身を育てることから始めよう!
たとえば——
✅ 興味のあるテーマで1日15分、読書する
✅ 自分の得意を「note」や「ブログ」で発信してみる
✅ オンライン講座で新しいスキルを身につける
この「学び→発信→共有」の流れをつくるだけで、驚くほど人生の景色が変わり始めます🌱
そして、成長した自分が誰かに届けば、次は「社会資本」へ。
そのつながりがきっかけで、副業やプロジェクト、コミュニティのチャンスが舞い込むことも!
ここで、ちょっと考えてみませんか?
「あなたが最近、夢中になったことって何ですか?」
「その中で“誰かに教えてあげたい”と思った経験、ありますか?」
その“伝えたい気持ち”こそが、あなたの「人的資本」の原石かもしれません。
自分の人生を経営するための7つの問い

「人生を変えたい。でも、何から始めたらいいの?」
そんなときこそ、自分を見つめ直す“問い”が力を発揮します。
ビジネスでは「戦略」を立てる前に市場分析をするように、人生もまずは「自己分析」から。
今回は、人生を経営するために欠かせない「7つの問い」をご紹介します。
紙とペンを片手に、ぜひワークとしてやってみてくださいね!
人生を戦略的に振り返るワーク
さあ、ここからが本番!
この7つの質問に答えていくうちに、きっと“あなたの人生の軸”が見えてきますよ✨
自分が無意識に続けてきたことは?
「気がついたら何年もやっていた」
「誰に頼まれたわけでもないのに、自然とやってしまう」
そんな習慣、ありますか?
たとえば──
・毎朝、新聞を読む
・人の話を聞くと、ついアドバイスしてしまう
・部下の成長をそっと見守ってきた
この「無意識の継続」は、あなたの強みのヒントです。
それは才能かもしれないし、情熱かもしれない。どちらにせよ、見逃す手はありません!
これまでどんな人に感謝されてきた?
「助かりました!」
「あなたがいてくれて良かった」
そんな言葉をもらった瞬間、覚えていますか?
たとえば──
・PTAの会議でまとめ役をしたとき
・困っている後輩の話を、真剣に聞いたとき
・家族の介護をがんばったとき
「ありがとう」は、あなたの価値が社会に届いた証拠。
その出来事にこそ、あなたが「求められている場所」があるのです。
何に時間をかけてきた?
振り返ってみると、人生の中で何に一番“時間”を注いできましたか?
・30年間続けた営業職?
・子育てに捧げた10年?
・趣味のDIYにハマった日々?
「時間=投資した資本」。
何にエネルギーを注いできたかは、自分が本当に大切にしていることを教えてくれます。
何にストレスを感じてきた?
逆に、ストレスを感じる瞬間にも、実は大事なヒントが隠れています。
・人の意見に振り回されるとき
・目的のない会議
・評価されない努力
この“モヤモヤ”の正体を探ると、自分の価値観とズレているポイントが見えてきます。
「嫌だったこと」は「本当はこうしたい」の裏返し。
そこから、あなたらしい人生を逆算していけます。
自分が「大事にしたい」と思う価値観は?
これは、人生の羅針盤になる質問です。
たとえば──
・誠実さ
・挑戦する姿勢
・家族との時間
・成長の実感
・社会とのつながり
一度、10個くらい書き出してみてください。
そして、「いまの生活や働き方は、それと合ってるかな?」と自問してみましょう。
価値観に合った生き方は、ブレにくく、幸福度が高いんです🌈
10年後、どんな日常を過ごしていたい?
さあ、未来を想像してみましょう!
朝起きて、どんな景色が広がっていて、誰と過ごしていて、どんな仕事や活動をしていますか?
たとえば──
・海辺の町で、自分のペースで働く日々
・週に数回、好きなことを教える講師生活
・地域の子どもたちに関わるコミュニティ活動
“夢”じゃなくていいんです。
大切なのは、「こうだったら嬉しいな」と思える日常を描いてみること。
そこに、**あなたの人生の“ゴールイメージ”**があります。
そのために、来年やってみたいことは?
さあ、ここまで来たら、具体的なアクションの出番です!
・副業をスタートさせる
・週末の時間を学びに使う
・1年限定でボランティアに参加してみる
小さな一歩でOK。
でも、その一歩が、10年後の理想の暮らしへとつながるんです。
「やってみたいけど、失敗したら…」と思うかもしれません。
でも、大丈夫。戦略があるからこそ、“失敗も経験値”になります。
では、今すぐノートを開いてみませんか?
7つの問いに、あなたの言葉で答えてみてください。
それが、「あなたが人生の経営者になるための最初の一歩」です
「副業」は人生戦略の起爆剤になる

突然ですが、こんなふうに思ったことはありませんか?
「このまま今の仕事だけで、人生終わっていいのかな…?」
「何か新しいこと、やってみたいけど、何から始めたらいいんだろう…?」
もしその気持ちが少しでもあるなら、「副業」という選択肢は、あなたの未来に新しい扉を開いてくれるかもしれません
副業は、お金のためだけじゃない!
「副業=お金を稼ぐ手段」と思っていませんか?
もちろん、それも大事。だけど、それだけじゃもったいないんです!
副業には、こんな魅力が詰まっています
本業では得られない経験を積める!
たとえば——
・デザインが好きでCanvaを使ってSNSバナーを作ってみた
・文章が得意でnoteでエッセイを書き始めた
・話すのが好きで、知人にオンライン英会話を教え始めた
こうした“本業とは全然ちがう体験”は、新しい視点と自信を与えてくれます。
自分の可能性を試す「安全な練習場」
副業のいいところは、小さく、リスクを最小限に始められること。
失敗しても、本業があるから生活は揺らがない。
つまり、副業は“安心して挑戦できる場所”なんです。
失敗しない副業スタートの鉄則
「でも、何から始めれば…?」と不安なあなたへ。
ここで、副業を始めるときの【3つの鉄則】を紹介します!
固定費ゼロで始める
最初から広告やWebサイトにお金をかけるのはNG。
まずは無料でできることからスタート!
たとえば——
・SNSで作品を発信
・知人に直接声をかける
・noteやココナラなどの無料プラットフォームを使う
「稼げるか分からないのに、先にお金をかける」のは危険。
固定費ゼロなら、失敗してもダメージはなし!
すでにあるスキルから選ぶ
「何ができるか分からない…」と思ったら、過去を振り返ってみましょう。
・プレゼンが得意→資料作成代行
・子育て経験→保護者向けのコラム連載
・DIYが趣味→ワークショップの開催
大切なのは、「ゼロから始める」より「すでにある経験を活かす」こと!
「1人目の喜んでくれる人」を見つける
「最初のお客さん」を、いきなり100人見つける必要はありません。
まずは——
・知人に「こんなこと始めてみたんだけど、どうかな?」と伝えてみる
・SNSで「無料モニター募集します!」と発信してみる
最初の“ありがとう”が、自信とやる気に火をつけてくれます。
副業→事業化のステップ
副業は、趣味の延長…と思われがちですが、じつはしっかり戦略を立てれば“立派な事業”になります。
まずは週末から始めよう!
「平日は忙しい…」という方でも大丈夫!
・週に1日、2時間だけ
・月に1回、イベント出店
・土日のどちらか1時間、ブログ更新
この“すき間時間”こそが、未来への投資タイムなんです。
経験の蓄積が“資本”になる
続けることで、以下のような「資本」が少しずつたまっていきます。
- 実績(=信頼)
- フィードバック(=成長のタネ)
- コミュニティ(=仲間)
そして、ある日ふと、「これ、本業にしてもいいかも?」と思える日がやってきます。
では、ここでちょっと想像してみてください。
「もし、今の自分が副業を始めるとしたら、どんなことから始めたいですか?」
ひとつでも浮かんだら、それはきっと“やってみたいこと”の種です。
50代から始める「幸せ戦略」とは?

「これからの人生、もっと幸せに過ごしたい」
そんな想い、ふと湧いてきたことありませんか?
でも――
「幸せって、結局お金のことじゃないの?」
「年齢的にもう遅いのでは?」
そう感じているなら、それはただの“思い込み”かもしれません。
実は、「幸せ」はお金だけでは決まりません。
ここからは、あなたの50代からの人生にぴったりな“幸せ戦略”をご紹介します!
「幸せ=お金」だけではない
幸福学(ポジティブ心理学)の研究では、収入と幸せの相関関係は一定ラインで頭打ちになることが分かっています。
つまり、ある程度の生活ができると、それ以上のお金では“心の満足度”はあまり増えないんです。
では、何が人を本当の意味で幸せにするのか?
それが、こちらの3つ
やっていることに「意味」があるか?
たとえば——
・地域活動で子どもたちの成長をサポート
・自分の経験を活かして、若い世代に助言
・趣味を通じて、人との交流を楽しむ
「これって、自分にとって意味がある」と思えること。
それこそが、日々を満たしてくれる源になります。
好きなことに「取り組んでいる」か?
・書くことが好きで、ブログを始めてみた
・写真が好きで、風景を撮りに出かけるようになった
・料理が好きで、近所の人にふるまった
好きなことに没頭しているとき、人は自然とエネルギーに満ちています。
それは、年齢に関係なく誰でも感じられる“幸せ”のひとつです。
誰かに「必要とされている」か?
・「あなたがいてくれて助かった」と言われた瞬間
・「相談してよかった」と感謝されたとき
・小さな親切に「ありがとう」と返された笑顔
“誰かにとって役に立つ”という実感が、私たちに深い満足感をくれます。
幸福の鍵は「サーバントリーダーシップ」
ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、「サーバントリーダーシップ」は今の時代に合った“新しいリーダー像”です。
簡単に言えば――
「人を支えることに喜びを感じられる人」が、これからの時代のリーダー。
たとえば——
・若手の相談にさりげなく乗ってあげる
・職場で誰かの雑務をサポートする
・家族や近所の困りごとに気づいて声をかける
年齢やポジションではなく、行動そのものが“リーダーシップ”になるんです。
そしてその行動が、まわりからの感謝や信頼につながり、最終的に**“自分の価値”という幸せの土台**になるのです。
行動こそが「幸福戦略」の第一歩
「幸せになりたい」
そう願うだけでは、現実はなかなか変わりません。
だからこそ大切なのは――
たった1つでもいい、「行動」を変えること!
たとえば、今日からできるこんなこと
✅ 毎日1回、感謝のLINEを送ってみる
✅ 通勤途中に、街の“いいところ”を探して写真に残す
✅ 週末、家族と一緒に食事を作る時間をとる
大きな挑戦じゃなくて大丈夫。
小さな「やってみる」が、未来を変えていきます。
では、ここで質問です。
「あなたが“今日からできる幸せ行動”って、何ですか?」
その一歩が、きっとあなたの“幸せ戦略”の第一章になります。
人生を「ゴールから逆算」して設計しよう

「この先、何を目指して生きていけばいいのか分からない」
そんな声、実は50代の方からとてもよく聞きます。
でも、それってあなただけじゃありません。
実は、日本人の8割以上が「人生のゴール」を明確に描けていないというデータもあるんです。
「ゴール」を描けない人が8割
「今の仕事をなんとなく続けてきた」
「定年後の生活? 何となく旅行でも…?」
「子どもが独立したら、やることがなくなった」
これ、ぜんぶ“ゴールがぼんやりしている”サインです。
実際、多くの人が無意識に「他人が敷いたレール」に乗って生きてきました。
- 周りに合わせて大学を選び、
- 親や社会の期待に応えて就職し、
- 定年まで働くのが“ふつう”と思っていた
でも、それって**“他人の人生”の一部を歩いてきた**ということ。
50代は、そこから「自分の人生に舵を戻す」絶好のチャンスなんです!
ゴールから逆算して「今やるべきこと」が見えてくる
じゃあどうすればいいの?
答えはとてもシンプル。
🌟「ゴール」から考えること。
逆算思考で人生をデザインしていくんです。
たとえば──
- 🏝10年後、「海辺の町で週3だけ働いていたい」
- 📚5年後、「好きな本のレビューを発信していたい」
- 👨👧👦3年後、「孫と毎週ピクニックに行きたい」
すると今、何をすべきかが見えてきます。
たとえば「本のレビューを仕事にしたい」なら、今年始めるべき行動は——
✅ 読書ノートを毎日書く
✅ ブログで発信をスタートする
✅ 月1回、読書会を開催して仲間をつくる
こうして“未来からの逆算”で行動を決めていくと、人生が自然と前に進み始めるんです。
人生の「戦略ノート」を持とう
ただ、ゴールを描くだけではもったいない!
それを「書いて」みましょう。
ノートに書き出すと、頭の中が整理され、モヤモヤしていた気持ちもクリアになります。
戦略ノートの書き方(例)
- 【10年後】自分はどこにいて、何をしていたい?
- 【5年後】どんなライフスタイルを送りたい?
- 【今年】どんな行動を始める?
これを毎年、**自分だけの「戦略会議」**として見直すんです。
場所はお気に入りのカフェでも、自室でも、どこでもOK。
好きな飲み物を片手に、ゆったり自分と向き合ってみましょう。
ここで、ちょっと考えてみませんか?
「あなたの10年後は、どんな一日を過ごしていますか?」
「その未来のために、今週できる小さな1歩はなんですか?」
未来は、待つものではなく「デザインするもの」。
ゴールから逆算して行動することで、あなたの人生は、驚くほど“自分らしい”ものへと変わっていきます。
会社は「資源」──使い倒して、自分を育てよう

「会社に尽くしてきたけど、これからどうすればいいんだろう?」
50代を迎えた今、そんな問いがふと頭をよぎったことはありませんか?
でも、その考え方…
今すぐ「逆転」させてみましょう!
キーワードはズバリ——
「会社を使い倒す」
そう、会社は“自分を育てるためのリソース”なんです。
「会社に尽くす」から「会社を使い倒す」へ
これまでは、「会社のために」「上司の期待に応えて」と、全力で働いてきた人も多いはず。
もちろん、それは素晴らしいこと。
でもこれからは、こんな視点を持ってみてください👇
給与=学びと挑戦への“資金源”
毎月もらうお給料。
その一部を、自分の未来のために使ってみませんか?
・資格取得のスクール代
・副業に使う機材やソフト
・成長できる本や講座の購入
会社で働きながら“未来の自分への投資”ができるって、最高の環境ですよね!
社会的信用=副業や活動の「看板」
「会社員」という立場そのものが、実は強力な“信用の後ろ盾”。
・フリーランスでは借りられないローンもOK
・副業名刺に「○○会社勤務中」と書くだけで信頼度UP
・取引先との名刺交換でも、相手の反応が違う
これは使わない手はありません…!
会社=「学びの場」として利用する
・社内研修やeラーニングをこっそり副業スキルに活かす
・若手とのコミュニケーションから最新トレンドを学ぶ
・「人に教える」ことで自分の理解も深まる
毎日通っている場所が、実は“無料の実践型スクール”だったりします。
副業禁止?法律的には「No Problem」
「うちの会社、副業禁止だから…」
そう思って何も動けていない方、多いのでは?
でも実は、法律的には副業って自由なんです!
憲法第22条「職業選択の自由」
人は自由に職業を選び、働く権利があります。
会社が「禁止」と言っても、あなたの人生を縛る法的根拠はありません。
労働基準法でも副業NGは原則なし!
もちろん、「会社に著しい不利益を与える場合」などは例外ですが、普通の副業(ライター・講師・コンサルなど)で問題になることはほとんどありません。
じゃあどうする?戦略的な対応2つ
社内交渉する(空気を読みつつ)
・「勉強の一環です」と伝える
・「社外の経験が本業にも活きる」と強調
・「本業を優先します」と明言
徐々に風向きを変えていくのも立派な戦略!
転職する(環境を変える)
副業を推奨する会社、自由な働き方ができる企業もどんどん増えています。
・50代での転職=キャリアの再設計
・これまでの経験を活かして「次のステージ」へ
・副業もできて、自由も手に入る
会社は、たったひとつじゃありません。
50代は“育てるリーダー”になるチャンス
「でも、もう若くないし、目立って前に出るのはちょっと…」
そう思う方へ、朗報です。
今こそ、**“背中で語るリーダー”**の出番!
自分が主役じゃなくてもいい
・後輩がミスしたとき、「大丈夫、誰でも通る道だよ」と励ます
・若手のプレゼンにフィードバックをそっと添える
・自分の経験を“物語”として語る
こうした行動が、周りに勇気を与え、あなた自身の価値もグッと高まります。
では、最後に質問です。
「あなたにとって、会社とはどんな“資源”ですか?」
「今週ひとつ、“自分育て”に使えそうなことは何ですか?」
これからは、「使われる」側から「使いこなす」側へ。
会社を最大限に活かして、あなたの人生をもっと面白く、もっと自由にデザインしていきましょう!
人生は「何度でも再設計できる」──さあ、もう一度はじめよう
「もう50代だし…」
「今さら人生変えられないよ…」
そんなふうに思っているとしたら、ちょっと立ち止まってみてください。
本当にそうでしょうか?
人生は“終わり”じゃない。“始まり直せる”もの。
50代の不安。それは「終わりのサイン」ではありません。
むしろ、それは——
「これからの人生を、自分らしく再設計するチャンス」!
ここからは、“新しい人生”をつくっていく時間です。
もう一度、自分にこう問いかけてみませんか?
「私は、これから何をしたい?」
「どんな毎日を送れたら、うれしい?」
「そのために、今できることは何?」
3つの“人生資本”を再構築しよう
50代からの人生戦略では、次の3つが大切な「資本」になります。
人的資本:過去の経験は“価値”に変わる
- 20代の頃に身につけた技術
- 後輩を育てたマネジメント経験
- 社内で培った「気配り力」「段取り力」
これらは、年齢を重ねたあなただからこそ持っている“貴重な武器”です。
たとえば、コンサル、講師、ブログ発信、副業支援…
形を変えれば、いくらでも活用できるんです!
社会資本:人とのつながりが、道を開く
- 旧友との再会が、新しい企画のきっかけに
- 近所のイベントで、次の仕事仲間と出会う
- オンラインサロンで、信頼できる仲間とつながる
「誰とつながるか?」は、これからの人生にとって超重要。
信頼を少しずつ築いていけば、どんな未来も広がっていきます。
金融資本:副業や資産形成で、自由な選択肢を手に入れる
・「月3万円の副収入」で、気持ちに余裕が
・「週末にだけ働く生活」を目指して準備
・「好きなこと」で少しずつ稼げるように
お金は“人生の自由度”を高めてくれる強力な味方。
今から少しずつでも動けば、数年後には確かな“地盤”になります。
ゴールから逆算して、“自分の人生”を経営する
ここで大事なのは、「ただやみくもに頑張る」ことではありません。
大切なのは、「どこに向かいたいか」を決めること。
・10年後、どんな日常を送りたいか
・どんな人と一緒にいたいか
・何に時間を使いたいか
このゴールが見えたら、あとは“戦略的に”動いていけばいいんです。
人生の経営者は、あなた自身です
あなたの人生の“社長”は、他の誰でもない——あなた自身。
・過去に何があったとしても、
・今、どんな状態でも、
・何歳であっても、
「もう一度、ここから始める」と決めた瞬間から、人生は変わっていきます。
今すぐできる3つのアクション
今日から始める“人生再設計”の第一歩として、次の3つを試してみてください👇
ノートに「10年後の自分の姿」を書いてみる
言葉にすることで、心の奥にある本音が見えてきます。
箇条書きでOK。「海の近くに住んでいる」「週3日働く」「孫と遊ぶ」など、自由に!
週末に「やってみたかったこと」を1つ実験してみる
・絵を描いてみる
・noteで記事を書いてみる
・オンラインセミナーに参加してみる
やってみると、「意外とできた」「思ったより楽しい」が見つかるかも🎨
会社以外で、信頼できる相談相手を探してみる
・趣味の仲間
・オンラインコミュニティ
・副業や起業の勉強会
“外の世界”とつながることで、視野がぐんと広がります!
最後に…
「人生は一度きり」って、よく聞くけれど、
実は私たち、何度でも“始め直す”ことができるんです。
今日ここから、あなたの新しい人生戦略を描いてみませんか?
きっと、今よりもっと“自分らしい未来”が待っています🍀
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